こりを癒そう「サロンパス」の日 (記念日 5月18日)
日本人なら一度は使ったことがある、あの白い湿布。5月18日は「こ(5)り いや(18)す」の語呂合わせから、久光製薬が制定した「こりを癒そう『サロンパス』の日」です。
サロンパスが生まれたのは1934年(昭和9年)のこと。当時の貼付剤といえば「万金膏」と呼ばれる黒色の膏体が主流でしたが、皮膚に残ったり肌着を汚したりと使い勝手が悪いものでした。久光製薬はゴムを基剤に使うという当時まったく未知の技術に挑み、白くてきれいな貼付剤の開発に成功します。「サロン(社交場)」と「パス(プラスター)」を組み合わせたモダンな名前には、より多くの人に気軽に使ってほしいという思いが込められていました。
そもそも久光製薬の歴史は江戸時代にまでさかのぼります。1847年(弘化4年)、創業者の久光仁平が佐賀・鳥栖で「小松屋」を開業し、「奇神丹」という丸薬を製造・販売したのが始まりです。その後1903年に久光兄弟合名会社となり、1965年に現在の「久光製薬株式会社」へ改称。サロンパス発売から現在まで90年以上、主力製品であり続けています。
日本人と肩こりの付き合いはとても長く、「肩が凝る」という表現を文章に初めて記したのは夏目漱石だといわれるほど。現代でも多くの日本人が慢性的な肩こりに悩んでおり、湿布薬の需要は根強く続いています。サロンパスはいつの間にか湿布薬の代名詞となり、海外では「日本に行ったら買うべきお土産」として紹介されるほどの知名度を獲得しました。
記念日のもう一つの目的は、肩こりに関する正しい知識の普及です。「こりを癒す」だけでなく、こりの原因や予防についての理解を広めることも意識して制定されました。この記念日は2015年(平成27年)に日本記念日協会により認定・登録されています。
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