トップガンの日 (記念日 5月13日)

トップガンの日

製作費1,500万ドルをかけて作られた映画が、全米だけで1億8,000万ドルを稼ぎました。1986年公開の『トップガン』は、アメリカ海軍の戦闘機パイロット養成学校「TOPGUN」(海軍戦闘機兵器学校)を舞台にしたアクション映画で、当時24歳のトム・クルーズが主演を務め、その年の全米興行成績1位を記録しました。

物語の主人公は、規則破りだが天才的な腕を持つパイロット「マーヴェリック」。彼がTOPGUNに入校し、ライバルたちとの競争や恋愛、親友の死を経て成長していく姿が描かれています。挿入歌「Take My Breath Away」はアカデミー賞歌曲賞を受賞し、映画の人気とともに世界中でヒットしました。

映画はアメリカ海軍の全面協力のもとで制作されており、本物のF-14トムキャットが登場します。公開後、アメリカの海軍募集センターへの問い合わせが激増したという記録が残っており、映画が持つ文化的な影響力の大きさを示すエピソードとして今でも語り継がれています。

5月13日の「トップガンの日」は、東宝東和の子会社・東和ピクチャーズ株式会社が制定した記念日です。日付は、映画の初公開日(アメリカでは1986年5月16日)に近い5月13日としており、この日にちなんで毎年アメリカでもイベントが行われています。起源は2009年、アメリカのあるファンがSNS上で「5月13日をトップガンデーに」と呼びかけたことで、世界中のファンが賛同して広まったものです。2020年に日本記念日協会が「トップガンの日」として認定・登録しました。

続編の『トップガン マーヴェリック』は、前作から36年後を舞台に2022年に公開。日本では興行収入137億円を超え、トム・クルーズ出演作として日本歴代1位の記録を達成しました。世界興行収入は14億ドル(約2,000億円)に達しており、前作の熱狂が世代を超えて続いていることを示しています。