KOIVE(コイヴ)の日 (記念日 5月12日)
雪解けのわずか2〜3週間だけ採取できる「天然白樺樹液」を主原料としたスキンケアブランド「KOIVE(コイヴ)」。その名を広く知ってもらうために制定されたのが、5月12日の「KOIVE(コイヴ)の日」です。
日付は「コ(5)イ(1)ヴ(2)」という語呂合わせに由来します。記念日は2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。制定したのは、東京都千代田区丸の内に本社を置く株式会社養生堂企画です。同社は中国の養生堂有限公司の日本法人の子会社として2019年(令和元年)6月に設立されました。
白樺樹液は、春の雪解け時期にしか採取できない非常に希少な素材です。樹木が根から吸い上げたミネラルや糖分を含む水分が、芽吹きの前に幹の中を上昇する現象を利用して採取します。採取できる期間はわずか2〜3週間に限られ、産地や気候条件によってその量も大きく左右されます。KOIVEブランドはこの白樺樹液の希少性と素材としての可能性に着目し、スキンケア製品へ応用しました。
記念日制定の目的は、KOIVEを通じて白樺樹液の素晴らしさと、長く続いてきた人と自然の共生、そして大地の恵みを多くの人に伝えることです。北欧やロシアなどでは古くから白樺樹液を飲料や民間療法に用いてきた歴史があり、日本ではまだ馴染みが薄い素材ですが、スキンケア分野での活用が注目されていました。
しかし、同社は設立直後から厳しい局面に直面しました。2020年の新型コロナウイルス感染拡大により、主要な販売チャネルとして見込んでいたインバウンド需要が急減。さらに中国のロックダウンで物流が停滞し、業績は大きく悪化しました。設立からわずか数年での逆風であり、ブランドの認知拡大を目指していた矢先の出来事でした。白樺樹液という素材そのものは、日本市場においてまだ開拓の余地がある分野です。希少性と自然由来という特性は、近年の成分重視・サステナビリティ志向の消費者ニーズとも重なります。5月12日は、そうした素材の背景と記念日制定に込められた経緯を改めて知る機会になっています。
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