こてっちゃんの日 (記念日 5月12日)
フライパンひとつで牛モツの旨味が食卓に届く「こてっちゃん」は、1982年にスタミナ食品株式会社(現・エスフーズ株式会社)が発売した味付け牛もつ加工品です。5月12日は「こ(5)て(1)つ(2)」の語呂合わせから「こてっちゃんの日」として2018年(平成30年)に日本記念日協会が認定しました。
「こてっちゃん」という名前は、牛の小腸を指す朝鮮語「テッチャン」に、小腸であることを示す「こ」を冠したものです。エスフーズの創業者・森島征夫氏が戦後の闇市で食べたホルモンの味が忘れられず、内臓肉の販売を手がけたのが原点で、1972年には米国で廃棄されていた牛の内臓に目をつけて食材として輸入を始め、1981年から小腸を使った商品の開発がスタートしました。
発売翌年から火がつき、1990年代半ばには年間約1.2万トン・売上100億円を記録するほどの人気商品に成長します。その後、牛海綿状脳症(BSE)問題などの影響で一時は売上がゼロになる危機も経験しましたが、原材料の安全管理と品質改善を徹底して復活し、現在も味付け牛もつ加工品として国内売上トップのシェアを維持しています。
現在の主力ラインナップは「こてっちゃん コク味噌味」「こてっちゃん にんにく塩味」「こてっちゃん 旨辛コチジャン味」の3種類です。「コク味噌味」は3種類の味噌を使った合わせ味噌にローストガーリックを加えたたれが特徴で、クセになるコクと旨味に仕上がっています。「牛ホルモン炒め」シリーズは野菜を加えてフライパンで炒めるだけで手軽に楽しめる商品で、兵庫県西宮市に本社を置くエスフーズの公式サイトでは定番の野菜炒めからおつまみ、ごはんやパンに合わせた新しいレシピまで、幅広いアレンジを紹介しています。