ご当地スーパーの日 (記念日 5月11日)

ご当地スーパーの日

地元の人しか知らない隠れた名品が、棚にずらりと並んでいる——そんなローカルスーパーの楽しさを広めようと生まれたのが、5月11日の「ご当地スーパーの日」です。「ご(5)とう(10)ち(1)」という語呂合わせで日付が決まっており、2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。

制定したのは、東京都中央区銀座に本部を置く一般社団法人・全国ご当地スーパー協会。全国各地の地域密着型スーパーと、その土地ならではの食品を手がけるご当地食品メーカーを応援し、日本各地の豊かな食文化を守り伝えていくことを掲げています。ご当地スーパーとは、大手チェーンとは一線を画す地域密着のスーパーマーケットのこと。その地域の農家や食品メーカーと直接つながり、よそでは買えないプライベートブランド商品やローカル食材を揃えているのが特徴です。旅先でふらりと立ち寄ると、名産品や珍しい調味料、見慣れないパッケージのお菓子など、観光スポットには並ばない「本物の地元」に出会えます。

同協会の活動で注目されているのが、毎年5月11日に結果が発表される「ご当地スーパーグランプリ」です。ファンがSNSや投票フォームを通じて選ぶ賞で、「ごち食部門」「ごちみや部門」などのカテゴリーに分かれています。2025年の第4回グランプリには全国各地から多数の商品がエントリーされており、ご当地スーパーファンによる一大イベントに育っています。

ほかにも、楽しく学べる「ご当地スーパー入門講座」の開催や、ご当地スーパーを巡るバスツアーの企画など、スーパーをただ買い物する場所ではなく、地域文化を体験する場として再定義しようとする試みが続いています。旅の目的地をご当地スーパーにしてみると、普段とはひと味違う旅になるかもしれません。