工具の日 (記念日 5月9日)
国内アイテム数・生産量ともにNo.1を誇る工具メーカー、京都機械工具株式会社(KTC)が制定した「工具の日」は、毎年5月9日です。「こう(5)ぐ(9)」という語呂合わせから日付が選ばれており、2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されました。
KTCの歴史は1950年(昭和25年)8月2日にさかのぼります。第二次世界大戦前から日本海軍航空隊への工具納入に携わっていた鰐藤喜一・山崎宗次郎・宇城正行の3人が独立し、会社を設立しました。その後、トヨタ自動車の車載工具として採用されたことを足がかりに業界で確固たる地位を築き、「軽くて強くて使いよい」を基本理念に高品質・独創的な技術力で市場をリードしてきました。現在では自動車整備用工具をはじめ、医療用工具や一般作業工具など10,000アイテムにも及ぶ製品を展開しています。本社は京都府久世郡久御山町に、本店は京都府京都市伏見区に置かれています。
この記念日には、工具の正しい使い方を学ぶこと、自分の大切な工具を磨くこと、そして工具を使って愛車をメンテナンスすることが提案されています。プロの整備士からDIYを楽しむ初心者まで、幅広い人々が安全で快適に作業できるよう、工具に関する基礎知識や正しい扱い方、メンテナンス方法を発信することが主な目的です。記念日の登録を記念してKTCファンクラブミーティングが開催されるなど、ユーザーとの交流の場も設けられています。
KTCがこの記念日を制定した背景には、工具メーカー一社にとどまらず、業界全体を盛り上げたいという思いがあります。工具の必要性や重要性を広く認識してもらい、ものづくりの現場を支える工具文化を根付かせることが目指されています。なお、工具にまつわる記念日はほかにも設けられており、10月1日は「電動工具の日」、11月8日は「刃物の日」、11月28日は「いいニッパーの日」となっています。
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