悟空の日 (記念日 5月9日)
地球を守るために戦い続けながら、本人はどこか呑気で「ま、いいか」の一言で片付けてしまう——そんな孫悟空というキャラクターの矛盾した魅力が、何十年もかけて世界中のファンを惹きつけてきました。5月9日は「ご(5)く(9)う」の語呂合わせから生まれた「悟空の日」です。
この記念日を制定したのは、東京都中央区銀座に本社を置く東映株式会社。2015年(平成27年)4月18日公開の映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の配給にあわせ、鳥山明氏原作のアニメ作品と、その主人公・悟空の魅力をより多くの人に知ってもらうことを目的として制定されました。一般社団法人・日本記念日協会による認定・登録も受けています。
映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』はシリーズ劇場版の第19弾にあたり、日本国内だけで興行収入37.4億円を記録。メキシコ、アメリカ、カナダ、ブラジル、中国など全世界でも公開された大ヒット作です。孫悟空は鳥山明の漫画『ドラゴンボール』を原作とする複数のアニメシリーズに登場する主人公で、アニメでの声優を担当するのは野沢雅子。「孫」が名字、「悟空」が名前で、育ての親である孫悟飯から名付けられました。その名前の由来は中国の伝奇小説『西遊記』に登場するキャラクター「孫悟空」です。
出自はサイヤ人という戦闘民族で、惑星ベジータ生まれ。純血サイヤ人からは本名の「カカロット」と呼ばれています。この名前は人参(キャロット)に由来します。生まれてまもなく地球人類を絶滅させる命令を施された状態で宇宙船に乗せられ、単身地球へ送り込まれました。赤ん坊の頃は手がつけられないほど荒々しかったといいますが、誤って谷底に落ちて頭を強打した後、本編で知られる邪気のない性格になったとされています。
心の清らかな者しか乗れない筋斗雲に乗れるほど無邪気な性質を持ち、元気で明るく朗らか——戦闘民族の出自を持ちながら地球人以上に地球を愛するキャラクターというギャップが、長年にわたって支持される理由のひとつかもしれません。
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