あたり前田のクラッカーの日 (記念日 5月5日)
「あたり前田のクラッカー!」というフレーズを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。これは1962年から1968年にかけてTBS系列で放送されたテレビコメディ番組「てなもんや三度笠」のCMで生まれた言葉です。俳優・藤田まことさんが番組冒頭で「おれがこんなに強いのも、あたり前田のクラッカー!」と決めゼリフを言いながらクラッカーを掲げるシーンは、最高視聴率64.8%という記録的な番組の顔として全国に広まりました。
このクラッカーを製造・販売しているのが、大阪府堺市に本社を置く前田製菓株式会社です。同社は1918年(大正7年)5月5日、堺市新在家町で前田西洋菓子製造所として創業しました。以来100年以上にわたり「品質本位」「無声呼人(声高に宣伝せず、品質で人を呼ぶ)」のスローガンのもと、クラッカーを中心としたお菓子を作り続けています。2018年には創業100周年を迎えました。
5月5日の「あたり前田のクラッカーの日」は、前田製菓が制定した記念日です。日付は「こどもの日」であり、同社の創業日でもある5月5日としました。子どもたちの健やかな成長を願い、多くの子どもたちとその家族に前田製菓のお菓子を食べてもらうことを目的としており、2022年(令和4年)に日本記念日協会により認定・登録されています。「あたり前田のクラッカー」は一口サイズのあっさりした塩味が特徴で、食べ始めると止まらなくなると評判です。ラインナップは食べきりサイズの25g、定番の赤いパッケージの100g、大容量の180gの3種類が用意されており、昭和の名フレーズが生んだこのお菓子は、60年以上たった今も変わらずに売り場に並んでいます。