たべっ子どうぶつの日 (記念日 5月5日)
「たべっ子どうぶつ」のビスケットには、動物の形とともに英語の名前がプリントされています。「LION」「ELEPHANT」「GIRAFFE」——食べながら英語が学べるという、お菓子としては異色のコンセプトが、発売から40年以上にわたって子どもたちに愛され続けてきた理由のひとつです。この商品を製造・販売する株式会社ギンビスが制定した「たべっ子どうぶつの日」の日付は5月5日——こどもの日。「子どもたちの明るい未来を築き上げたい」という思いが込められていますが、この日付にはもうひとつ意味があります。5月5日はギンビスの創業日であり、創業者の誕生日でもあるのです。記念日と会社の歩み、そして創業者の人生が、偶然にも同じ日に重なっています。
「たべっ子どうぶつ」が誕生したのは1978年(昭和53年)10月のこと。2018年(平成30年)に発売40周年を迎え、その節目の年に一般社団法人・日本記念日協会によって記念日として認定・登録されました。世代を超えて食べ継がれてきた商品が、正式に記念日として刻まれたことになります。
その人気は見た目のかわいさだけではありません。軽い食感はもちろん、カルシウムやDHAといった成長期の子どもに必要な栄養素、さらには食物繊維も配合されており、「おやつ」としての楽しさと「からだへのやさしさ」が両立しています。親世代が子ども時代に食べたものを、今度は自分の子どもに買い与える——そんなサイクルが何十年も続いているのは、こうした設計の丁寧さがあってこそです。
東京都中央区日本橋浜町に本社を置くギンビスは、「たべっ子どうぶつの日」の制定を通じて、このロングセラー商品をさらに多くの子どもたちに届けようとしています。英語が学べ、栄養にも配慮され、世代を超えて記憶に残る——ひとつのビスケットがそれだけの役割を担い続けてきたことが、40年以上愛され続けている理由そのものです。