自転車ヘルメットの日 (記念日 5月1日)

自転車ヘルメットの日

自転車事故で亡くなった人の約6割は、頭部への致命傷が原因です。ヘルメットを着用しない場合の致死率は、着用時と比べておよそ2.3倍高くなるというデータがあります。5月1日は「自転車ヘルメットの日」として、こうした現実を広く知ってもらうために制定された記念日です。

この記念日を制定したのは、大阪府東大阪市に本社を置く株式会社オージーケーカブト。オートバイ・自転車・各種競技用のヘルメットを手がけるメーカーで、日本人の頭の形状に合わせたヘルメットの開発・製造を長年にわたって続けています。同社の製品はSGマーク(製品安全協会)やJCF公認(日本自転車競技連盟)を取得しており、安全基準を満たした製品を展開しています。

日付の5月1日は、5月が「自転車月間」であり、その始まり(頭)の日であることにちなんでいます。「頭の日」と「自転車月間の初日」を掛け合わせた語呂合わせになっています。記念日は2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。

2023年4月の改正道路交通法施行により、年齢・性別を問わずすべての自転車利用者にヘルメット着用が努力義務化されました。それ以前は13歳未満の子どもに対してのみ保護者の努力義務が課されていましたが、対象が全年齢に拡大されています。ただし努力義務に罰則はなく、2024年時点での全国平均着用率は13.5%にとどまっています。ヘルメットの有無が生死を分けるケースは少なくありません。頭蓋骨への衝撃を吸収・分散させることで脳へのダメージを軽減できるため、自転車事故における頭部保護の効果は医学的にも認められています。オージーケーカブトが掲げる「一人でも多くの人を救いたい」という思いは、この記念日を通じてヘルメット着用の普及啓発につなげることに表れています。