ドイツワインの日 (記念日 4月28日)
冷涼な気候の中、ライン川やモーゼル川の急斜面に広がるブドウ畑。ドイツワインは、その厳しい自然条件が生み出す繊細な酸味と凝縮した果実味が最大の魅力です。ゴールデンウィーク前日の4月28日は「ドイツワインの日」。German WineとGolden Weekの頭文字がどちらも「GW」であることにちなんで、日本ドイツワイン協会連合会が2012年(平成24年)に制定しました。
ドイツはブドウが栽培できる北限の産地とされており、主要なワイン産地はフランスとの国境に近いライン川沿いや、その支流であるモーゼル川沿いに集中しています。ラインガウやラインヘッセン、そしてモーゼルといった地域が代表的です。特にモーゼルはドイツ最古のワイン産地のひとつで、急峻な斜面に広がる畑がつくる個性的なワインで知られています。
ドイツを代表するブドウ品種は「リースリング」。世界のリースリング栽培面積の約60%がドイツに集中しており、まさにドイツワインの顔といえる品種です。果皮が薄く貴腐菌がつきやすいため、極甘口の貴腐ワインの産地としても高い評価を受けています。また夏の日照時間が長く、ゆっくりと熟したブドウからは、シャープな酸味とピュアな果実味が引き出されます。
ドイツワインの生産量は白ワインが圧倒的に多く、全体の約6割を占めています。寒冷な気候では黒ブドウが十分に色付かないため、赤ワインは色が薄くなりやすく、白ワインづくりに適した環境といえます。格付けはブドウ果汁の糖度をもとに区分されており、辛口のカビネット(Kabinett)から極甘口のトロッケンベーレンアウスレーゼ(Trockenbeerenauslese)まで、幅広いスタイルのワインが造られています。
ゴールデンウィークの始まりに、繊細な酸味と花のような香りが特徴のドイツワインを一杯楽しんでみてはいかがでしょうか。