海上自衛隊の日 (記念日 4月26日)

海上自衛隊の日

毎年4月26日、全国の海上自衛隊基地では艦艇が無数の信号旗で飾り立てられます。「満艦飾」と呼ばれるこの光景は、海上自衛隊の記念日に合わせて実施されるもので、普段は訓練や任務に就く自衛艦が、この日だけ華やかな晴れ姿を見せます。

4月26日は、1952年(昭和27年)に海上自衛隊の前身組織である海上警備隊が創設された日です。当初の定員は約6,000名でした。その後、1954年(昭和29年)に海上自衛隊として改編・発足し、逐次増員が続けられました。2020年(令和2年)3月31日時点での定員は45,356名、現員は42,850名で充足率は94.5%に達しています。創設時から比べると、規模は7倍以上に拡大したことになります。

「海上自衛隊の日」として正式に制定されたのは2013年(平成25年)のことで、海上自衛隊自身が定めました。英語公称はJapan Maritime Self-Defense Force(略称:JMSDF)、略称は「海自(かいじ)」です。なお、無線での呼びかけには「Japan Navy」を用いることもあり、他国からは海軍と同等の組織としてみなされています。

海上自衛隊の主な任務は、直接・間接侵略に対する日本防衛のほか、シーレーン(海上交通路)の安全確保です。シーレーン防衛は、輸入依存度の高い日本にとって通商上・戦略上、欠かせない任務とされています。日常的な警戒監視や情報収集は日本の領海・排他的経済水域(接続水域を含む)で行われており、沿岸の警察活動は海上保安庁が分担して担っています。

関連する記念日として、5月12日は「海上保安の日」、11月1日は「自衛隊記念日」が設けられています。4月26日の満艦飾は一般公開を行う基地もあり、艦艇を間近に見られる機会として注目されています。