Foursquareの日 (記念日 4月16日)
2024年12月、15年の歴史に幕を閉じたFoursquare。かつては世界中のユーザーが「チェックイン」を競い合い、訪れた場所を記録する位置情報サービスの草分け的存在でした。その盛況ぶりを象徴するように、2011年にはニューヨーク市のブルームバーグ市長が4月16日を市の記念日「Foursquareの日」として制定しています。Foursquareは、2009年3月にデニス・クロウリーとナビーン・セルバドゥライによって設立されました。スマートフォンのGPS機能を活用し、ユーザーが実際に訪れた場所で「チェックイン」を行うという当時としては斬新な仕組みが話題を呼びました。チェックインを繰り返すと得点が積み上がり、特定の場所に最も多く訪れたユーザーには「メイヤー(市長)」の称号が与えられるなど、ゲーム的な要素が若い世代を中心に熱狂的に支持されました。
4月16日という日付が選ばれた背景には、数字の遊びがあります。「16」は「4の2乗(4²=4×4=16)」であり、英語では「Four Square」と表現できることからこの日が選ばれました。ブルームバーグ市長がニューヨーク市の記念日として制定した2011年当時、Foursquareはニューヨーク発のサービスとして注目を集めており、市をあげて祝うにふさわしい存在でした。
サービスは急速に普及し、2013年9月の時点で累計ユーザー数は4000万人を超え、累計チェックイン数は45億回以上に達しました。レストランや観光地、ショッピングモールなど「ベニュー(Venue)」と呼ばれるスポットへのチェックインが日常的な習慣となり、チェックイン文化をインターネットに根付かせた先駆けとして評価されています。
2014年にはソーシャル機能を「Swarm(スワーム)」として独立させ、本体はローカル情報の検索・推薦に特化する形にサービスを再編しました。こうした変化を経ながらも、チェックインという行動様式そのものはSNSや各種マップサービスに引き継がれ、現在のデジタルライフに欠かせない概念として定着しています。