良いコラーゲンの日 (記念日 4月15日)

良いコラーゲンの日

体内に存在するコラーゲンは、20歳前後をピークに年間約1%ずつ減少し続けます。50代では20代の約70%に、80代になると約30%まで落ち込むとされています。皮膚や骨格を支えるタンパク質が静かに失われていく事実を広く伝えるために制定されたのが、4月15日の「良いコラーゲンの日」です。

この記念日を制定したのは、化粧品事業・ヘルスケア事業などを手がける資生堂ジャパン株式会社です。日付は「よ(4)い(1)コ(5)ラーゲン」と読む語呂合わせに由来しており、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。体の内側からのハリと潤いを維持し、良質なコラーゲンを保ち続けてもらうことが制定の目的とされています。

コラーゲンは脊椎動物の皮膚・靱帯・腱・骨・軟骨などを構成するタンパク質の一種で、多細胞動物の細胞外基質の主成分です。ヒトの全タンパク質の約30%を占めるほど体内に豊富に存在し、体内コラーゲンのうち40%は皮膚に、20%は骨や軟骨に分布しています。残りは血管・内臓・角膜・歯根膜など全身の組織に広がっており、からだの構造を物理的に支える基盤材料として機能しています。コラーゲンには現在28種類以上の型が確認されており、皮膚に多いI型、軟骨に多いII型、血管壁に多いIII型など、部位によって異なる型が使い分けられています。このように多様な型が存在することで、柔軟性・弾力性・引張強度といった異なる機械的特性が各組織で実現されています。

コラーゲンの減少が本格的に始まるのは25歳前後とされており、特に40代以降は減少のペースが上がるとも言われています。紫外線・喫煙・糖化などの外的要因も減少を促進するため、食事や生活習慣による対策が注目されています。コラーゲンを多く含む食品としては豚骨・鶏皮・魚の皮などが知られており、ビタミンCと組み合わせることで体内での合成を助けるとされています。