柴犬とおっさんの日 (記念日 4月8日)

柴犬とおっさんの日

柴犬を連れたおっさんたちが、公園でただダラダラと喋るだけ。それだけの映画が、4月8日を記念日にしました。「し(4)ば(8)」という語呂合わせから生まれた「柴犬とおっさんの日」は、2019年公開の映画『柴公園』を多くの人に知ってもらい、柴犬の魅力を広めることを目的に、東京都渋谷区に本社を置くAMGエンタテインメント株式会社が制定。一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。

『柴公園』は綾部真弥監督による会話劇です。渋川清彦さん、大西信満さん、ドロンズ石本さん、佐藤二朗さんが共演し、舞台は古い街に突如建ったタワーマンション近くの公園。登場するおっさんたちの共通点は、その街の新参者であること、そして柴犬を飼っていること。毎日の散歩で顔を合わせるものの、お互いの名前すら知らない、絶妙な距離感の関係です。名前も知らないからこそ、かえって何でも話せる。そんな逆説的な人間関係の中で、妙にレベルの高い無駄話が次々と繰り広げられ、聞いているうちに壮大な脳内ドラマが展開されます。映画の公開日は2019年6月14日で、記念日はその公開に先立って制定されました。

作品に登場する柴犬は、古くから日本人に親しまれてきた日本犬の代表格です。警戒心が強くクールな一面を持ちながら、飼い主への愛情は深い。そのギャップが多くの人を魅了しており、近年は海外でも人気が高まっています。映画の中でも、おっさんたちのそばで我関せずといった態度でいる柴犬の存在感が、会話劇に独特のゆるさと間を生み出しています。

日本記念日協会が発行した「記念日登録証」には、主役の柴犬「あたる」とその飼い主「あたるパパ」が連名で記載されています。犬が登録証に名を連ねるのは珍しいケースで、この記念日ならではの遊び心が感じられます。