タイヤの日 (記念日 4月8日)

タイヤの日

高速道路のロードサービス救援依頼で、パンク・バースト・エア圧不足は毎年35〜40%近くを占めています。タイヤへの無関心がいかに多いか、JAFの統計が端的に示しています。

制定したのは社団法人・日本自動車タイヤ協会。2000年(平成12年)に一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されました。4月は春の交通安全運動が実施される月であり、「8」がタイヤ(輪)を連想させることから、この日付が選ばれています。記念日前後には全国の高速道路パーキングエリアやサービスエリア10か所ほどで、無料タイヤ点検イベントが開催されます。

タイヤ管理で最も基本となるのが空気圧です。適正値より50kPa不足しただけで、市街地で約2%、郊外で約4%も燃費が悪化します。さらに空気圧が低いとタイヤの発熱が大きくなり、高速走行時にはバーストのリスクが跳ね上がります。にもかかわらず、東名高速道路で行われた調査では、乗用車121台のうち半数近くにタイヤの整備不良が見つかり、そのほとんどが空気圧不足だったと報告されています。

もうひとつの重要な点検ポイントが溝の深さです。タイヤ側面の三角マーク(△)の延長線上にあるスリップサインが露出すると、残り溝は1.6mm以下となり、車検不合格になるだけでなく雨天時のスリップ危険性が著しく高まります。ただし、性能低下は溝が4mm前後から始まると言われており、スリップサインが出てからでは遅すぎます。100円玉を溝に差し込んで「1」の字が見えたら溝が半分以下のサインで、新品から走行距離32,000km前後が使用限度の目安です。年に一度、タイヤの日を機に確認する習慣をつけておくと安心です。

タイヤには製造年週が刻印されており、走行距離が少なくても製造から5年を過ぎたら点検、10年で交換が一般的な目安とされています。ゴムは紫外線や熱で劣化するため、見た目に問題がなくても内部でひびが進んでいる場合があります。春のドライブシーズン前に、空気圧・溝の深さ・製造年の3点をまとめてチェックしてみてください。