横引シャッターの日 (記念日 4月5日)

横引シャッターの日

シャッターは上下に動くもの――そんな先入観を変えようと制定されたのが、4月5日の「横引シャッターの日」です。「よ(4)こ(5)びき」という語呂合わせが由来で、東京都足立区綾瀬に本社を置く株式会社横引シャッターが制定しました。2020年(令和2年)に一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されています。

同社は1986年(昭和61年)4月3日設立のシャッター専業メーカーです。「上框式横引きシャッター」で特許を取得しており、一般住宅のガレージから高価な商品を扱う店舗、KIOSKや地下鉄の売店まで幅広い場所で採用されています。横引シャッターの最大の特長は、横に軽く引くだけで開閉できる操作性にあります。上下開閉型と違い、開けた際にシャッター部分が上部の空間を占有しないため、有効スペースを最大限に活かせます。曲線スペースへの設置も可能で、開口部の中央に柱を設ける必要もないため、間口の広さをそのまま使いたい店舗や変形した空間への設置が求められる場面で重宝されています。

製品の種類も多彩です。外から中を見えにくくして防犯性を高めるタイプ、逆にあえて室内を見せることで防犯効果を狙うタイプ、防火・防煙機能を備えたタイプ、アルミ製の防犯特化モデル、天然木や木目柄を使ったデザイン性の高いものまで揃っています。用途や場所の雰囲気に合わせた選択ができる点が、建物の設計者や施工業者からも支持を集める理由の一つです。

この記念日は、横引シャッターの機能性・利便性・意匠性を多くの人に知ってもらうことを目的としています。日常的に目にするシャッターですが、開閉方向が変わるだけで空間の使い方や設計の自由度が大きく変わります。4月5日は、身近な建材の「当たり前」を見直すきっかけになる日です。