CO2削減の日 (記念日 4月2日)

CO2削減の日

リサイクルエンジン(1500ccクラス)を1基使用すると、新品部品を使った場合と比べてCO2を約261キログラム削減できます。スギの木に換算すると約18.6本分の年間吸収量に相当する数値です。こうした実績をもとに、自動車修理の現場でリサイクル部品の活用を広めることを目的として、4月2日は「CO2削減の日」に制定されました。

制定したのは、静岡県浜松市に拠点を置く富士金属興業株式会社(サービス名:ドラゴンパーツ)です。「シー(4)オー(0)ツー(2)」とCO2を数字で読む語呂合わせから4月2日を選び、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。

自動車の修理で部品を交換する際、同じ機能を持つ部品でも新品とリサイクル品では環境への影響が大きく異なります。新品部品は原材料の採掘から加工・輸送まで多くの工程でエネルギーを消費し、CO2が排出されます。一方、すでに製造・使用された部品を再利用するリサイクル品は、これらの製造工程に由来するCO2排出をほぼ省くことができます。日本自動車リサイクラーズ・アライアンス(JARA)の集計によれば、2024年度にネットワーク内で流通したリサイクル部品によるCO2削減量は年間66,236トンに達しました。この数値は早稲田大学の研究グループが公式化した計算式に基づいており、スギの木に換算すると約473万本分に相当します。

日常的な選択の中でも、自動車修理時の部品選びは環境負荷に直結する意思決定のひとつです。CO2削減の日は、その事実を修理店のスタッフや車のオーナーに改めて意識してもらう機会として位置づけられています。語呂合わせという親しみやすい切り口から、大量生産・大量廃棄を見直すきっかけとなる記念日です。