第2の成人式 (記念日 4月1日)
40歳を「第2の成人式」と呼んでしまう発想が、この記念日の核心です。2013年(平成25年)4月1日、アラフォー独身女性向け雑誌『DRESS』の創刊と同時に、発行元の株式会社giftが制定しました。
日付の決め方が三重の意味を持っています。まず『DRESS』の創刊日そのものが4月1日。次に新年度のスタートという節目であること。そして「4月1日」を数字で読むと「401」になり、「40代を一番美しく」「40代でもう一度輝く」「40代シングルを応援する」という三つのメッセージを重ねています。単なる語呂合わせではなく、雑誌のコンセプトそのものを日付に封じ込めた仕掛けです。
『DRESS』が狙ったのは、それまでほとんど存在しなかった「アラフォー独身女性」というターゲット層でした。1990年代から2000年代前半にかけての就職氷河期を乗り越えてきた世代が、ちょうど40代に差し掛かる時期と重なります。キャリアも生活スタイルも自分で選択してきた女性たちに向けて、40代という年齢を前向きに楽しむための情報と価値観を発信しました。
媒体としての形は、その後大きく変わっています。2016年(平成28年)4月より株式会社コミュニタスの運営に移行し、紙の雑誌から事実上のウェブマガジンへと転換しました。紙媒体は『DRESS MAGAZINE』に名称を変更し、季刊として販売が続いています。ウェブへの移行によって更新頻度や情報量は増し、40代女性のライフスタイル、ファッション、恋愛、キャリアといった幅広いテーマを扱う媒体として継続しています。記念日の制定から10年以上が経った今も、4月1日は「アラフォー女性が自分自身を祝う日」として位置づけられています。
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