ホスピタリティ・デー (記念日 3月24日)
毎年3月24日は「ホスピタリティ・デー」です。思いやりを日常で実践する日として、1994年に制定されました。
制定したのは日本ホスピタリティ協会(現:NPO法人・日本ホスピタリティ推進協会)です。ホスピタリティの精神を社会全体に広め、思いやりのある人間関係を築くための取り組みの一環として、この記念日が生まれました。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。
日付の3月24日には、数理学的な根拠があります。「3」は新しいものを創り出すエネルギー・創造・自己表現を表す数字とされ、「2」は調和とバランス・思いやり・協力・理解力・人間関係を象徴し、「4」は全体を作り上げる基礎を表すとされています。この3・2・4という組み合わせが、ホスピタリティに関連する要素を多く含んでいることから、3月24日が選ばれました。
ホスピタリティ(Hospitality)という言葉は、ラテン語の「hospes(客人・主人)」を語源とし、見知らぬ人を歓迎し保護するという精神から生まれています。現代では医療・介護・観光・飲食など幅広い業種でこの概念が重視されますが、本来は職業的なサービスの枠を超えた、人と人との関わり方そのものを意味します。
ホスピタリティ・デーは、特別な準備や大きな行動を求めているわけではありません。電車でひと言「どうぞ」と席を譲ること、忙しそうな同僚に声をかけること、そうした小さな実践の積み重ねが、この日の趣旨です。思いやりは、意識しなければ後回しになりがちなものです。年に一度この日を起点に、自分の日常を見つめ直すきっかけにしてみてください。