眠育の日 (記念日 3月19日)
子どもが夜9時に眠りにつくと、入眠から約3時間は脳と体が最も深く育つ時間帯になります。この時間帯に成長ホルモンが集中して分泌されるため、寝かしつけの時刻は子どもの発育に直結します。寝具メーカーの西川リビング株式会社(大阪府大阪市中央区)は、こうした子どもの睡眠と成長の関係を多くの家庭に知ってもらうため、3月19日を「眠育の日」として制定しました。
日付は「み(3)・い(1)・く(9)」と読む語呂合わせで、2018年(平成30年)に一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されました。「眠育」とは正しい睡眠習慣をつくり子ども達の成長を応援する活動のことで、同社が提唱・推進しています。睡眠中の成長ホルモンは入眠後最初の深いノンレム睡眠のタイミングで大量に分泌されます。毎朝7時に起きるサイクルなら夜9時就寝・10時間睡眠が理想とされており、この「入眠の質」と「就寝時刻の一定さ」が子どもの心と体の発達を左右します。脳の発達も同じ時間帯にピークを迎えるため、寝る子ほど記憶の定着や情緒の安定にも好影響があるとされています。
西川リビング株式会社は「眠育プロジェクト」として全国各地でイベントや啓発活動を行っています。製品面では、家庭で自分だけのオリジナル枕が作れる「手作りキッズまくら」や、子どもの成長に合わせて高さを調整できる「Suu Goo ぼくのわたしのまくら」なども展開しています。記念日を軸に睡眠教育の裾野を広げることで、保護者や教育現場への認知拡大をめざしています。
就寝前にスマートフォンやテレビの画面を見続けると、眠気を引き起こすメラトニンの分泌が抑えられ、入眠が遅れます。寝室を暗くし、デジタル機器を遠ざけることが質の高い睡眠への第一歩です。
規則正しい起床時刻を毎日そろえることが体内時計を安定させる鍵であり、就寝時刻の管理よりも効果的な場合があります。3月19日の眠育の日は、家庭でこうした睡眠習慣を見直す機会として活用できます。