財務の日 (記念日 3月16日)
確定申告の期限である3月15日の翌日、3月16日は「財務の日」です。「ざ(3)い(1)む(6)」という語呂合わせと、確定申告が終わった翌日こそ企業が自社の財務状態を改めて見つめ直す好機だという趣旨から、大阪市に本社を置く財務コンサルティング会社・株式会社戦略財務(現:トリプルグッド税理士法人)が制定しました。
売上は上がっているのに資金繰りが苦しい「黒字倒産」は、財務管理を後回しにした中小企業が陥りやすい典型的なリスクです。
財務管理の基本は、貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書という「財務三表」を定期的に確認することです。貸借対照表では自己資本比率(純資産÷総資産)を見ることで財務の安全性が把握でき、一般に30〜40%以上あれば健全とされます。損益計算書では売上高と費用の関係から損益分岐点を算出でき、「どれだけ売れば赤字にならないか」という経営判断の基準になります。さらにキャッシュフロー計算書は、利益とは別に実際の現金の流れを示すもので、黒字倒産を防ぐうえで特に重要な指標です。確定申告を機に一年分の数字が出そろうこの時期は、これらの指標を横断的に見直すのに最適なタイミングです。
制定した株式会社戦略財務は「中小企業の100年経営で、日本を元気に!」を使命に掲げ、「三方よし」を経営理念としてクライアントをサポートしてきました。100年企業を目指すうえで欠かせないのが、財務基盤の安定です。短期的な利益だけでなく、長期的な自己資本比率の改善や内部留保の充実が、企業の持続的な発展につながります。
財務の日は一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されましたが、2021年3月時点では同協会の認定記念日としては確認できなくなっています。記念日としての知名度は高くありませんが、確定申告シーズンが一段落したこの時期に、経営者が財務と向き合う節目として制定された日です。