ゼロミートの日 (記念日 3月10日)

ゼロミートの日

「肉じゃないのに、そこそこ美味い!」。このキャッチコピーが商品パッケージに堂々と書かれているのが、大塚食品株式会社が販売する大豆ミート加工食品「ゼロミート(ZEROMEAT)」です。大阪市中央区に本社を置く同社が、自社ブランドをより広く知ってもらうために制定したのが3月10日の「ゼロミートの日」で、2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されました。

日付の由来は「0310」という数字の並びから。「ゼロ(0)ミー(3)ト(10)」と読む語呂合わせです。食べ物系の記念日らしい軽快な発想で、日付がそのまま商品名になっています。

「ゼロミート」は大豆を原料とした大豆ミートを使用したハンバーグ・ソーセージ・ハムなどの加工食品で、本物の肉に近い食感・味・香りを再現しています。ハンバーグには「デミグラスタイプ」と「チーズインデミグラスタイプ」の2種類があり、後者は名称に「チーズ」とありますが、実際に使われているのはチーズではなく豆乳クリームです。燻製の香りを楽しめる「ソーセージタイプ」や、加熱不要でそのまま食べられる「ハムタイプ」もラインナップに含まれています。

肉よりも脂質やカロリーが抑えられているのが特徴で、健康志向の消費者から支持を集めています。植物性食品としての側面も強く、大塚食品は小学生を対象とした食育イベントなども実施しており、試食した児童の多くが「お肉みたい」と答えたというエピソードも残っています。世界的な人口増加に伴う食糧危機への対応策として、「代用肉」への注目は年々高まっており、ゼロミートはその国内における先駆け的な存在のひとつです。