mil-kinの日 (記念日 3月6日)

mil-kinの日

スマートフォンのカメラをレンズに当てるだけで、1,000倍に拡大した菌の動きをリアルタイムで確認できる携帯型顕微鏡「mil-kin(見る菌)」。開発したのは、群馬県前橋市に本社を置く電解水の総合設備メーカー・アクアシステム株式会社です。同社が製造・販売する次亜塩素酸水の除菌効果を目で見て確かめたいという発想から生まれた製品で、3月6日はその「見(3)る(6)菌」の語呂合わせにちなんで「mil-kinの日」に制定されています。

「mil-kin」の名称は英語の「milk(牛乳)」と日本語の「菌(きん)」を組み合わせた造語です。倍率は光学1,000倍で、1マイクロメートル以上の細菌の動きを映像として捉えられます。光源はLED、単三乾電池2本で動作し、本体サイズは55mm×113mm×140mm、重さは約450グラムです。ガラスプレート不要で試料台に直接サンプルを置けるため、電源のない食品工場や飲食店の調理場でも即座に使えます。1台99,800円(税抜)という価格ながら、ふるさと納税の返礼品にも選定されており、小規模事業者への普及も進んでいます。

2017年(平成29年)には群馬県の「グッドデザインぐんま商品」で大賞を受賞。翌2018年(平成30年)に日本記念日協会が記念日として認定・登録し、2019年(平成31年)3月には携帯形微生物観察器としてJIS(日本産業規格)にも認定されました。

記念日の日付には語呂合わせ以外にもうひとつ意味が込められています。春先の3月6日前後は気温の上昇とともに食中毒が増え始める時期にあたります。目に見えない菌を「見える化」するという製品の本質と、衛生管理意識を高めたいという制定者の思いが、この日付に重なっています。