産後ママスマイルデー (記念日 3月5日)
コロナ禍の2021年、産後ママたちは特別に過酷な状況に置かれていました。外出もままならず、孤独な育児の悩みを誰にも相談できないまま日々を過ごす——そのために生まれたのが、3月5日の「産後ママスマイルデー」です。
この記念日は、「慶応義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアム」に事務局を置く「産後ママSOSプロジェクト」が制定しました。日付は「さん(3)ご(5)」と読む語呂合わせから3月5日に。2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。
記念日制定の背景には、2020年1月頃から世界的に広がった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響があります。日本でも史上初の緊急事態宣言が発出され、産後ママたちは外出や対面での相談が難しい状況に追い込まれました。2021年3月時点でSNSには産後ママの切実な声が溢れており、同プロジェクトはそれらを分析し、課題解決策を「産後ママスマイルアクション=35ママスマ」として提案していくことを活動の核に据えています。
プロジェクトが拠点を置く「健康情報コンソーシアム」は、産官学連携により健康情報の創成を目指す研究組織です。「女性の健康」「骨の健康」「笑顔の健康」「食」「高齢化社会」の5つをテーマとして掲げており、「産後ママスマイルデー」はその「女性の健康」という柱とも深く結びついています。
産後は体の回復と育児が同時進行し、精神的にも不安定になりやすい時期です。周囲のサポートが届きにくいほど、ママひとりが抱え込む負担は大きくなります。3月5日は、「健康と情報の力で産後ママの笑顔のために何ができるか」を社会全体で考えるきっかけとして設けられた日。身近なママへの声かけや、産後支援に関わる情報を改めて調べてみるのも、この日らしい過ごし方かもしれません。