夫婦で妊活の日 (記念日 2月23日)
不妊の原因は男女で半々であるにもかかわらず、不妊治療の大半は婦人科で女性に対してのみ行われています。この現実に向き合い、男性不妊治療の啓発に取り組む医師・医療研究者らが設立したNPO法人「男性不妊ドクターズ」が制定したのが、2月23日の「夫婦で妊活の日」です。
日付は、妊娠を夫婦で「二(2)人(2)三(3)脚」で取り組むものという意味を込めた語呂合わせから選ばれました。2020年(令和2年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。
「妊活」とは「妊娠活動」の略称で、妊娠に関する知識を身に付けること、妊娠に向けた体調管理、出産を想定した人生設計などを包括した活動を指します。記念日の目的は、子どもを授かりたい夫婦が妊活についての正しい知識を持てるよう広め、継続的な啓発活動を続けることで不妊問題の解決を図ることです。男性側の不妊原因としては、精子の数が少ない乏精子症や、精子の運動率が低下する精子無力症などが代表的で、これらは適切な検査と治療によって対処できる場合があります。
男性不妊ドクターズ(Male infertility Dr’s:MIDS)は、講演会などを通じて一般市民への情報発信を行い、男性不妊に関する正しい知識の普及に努めています。不妊治療を受ける夫婦が抱える身体的・精神的・経済的な負担を軽減するためには、男性側への治療アプローチが欠かせないという考え方が、活動の根底にあります。2022年からは不妊治療が保険適用となり、男性不妊の検査・治療も対象に含まれたことで、受診のハードルは以前より下がっています。不妊問題のない社会の実現を目標に掲げ、男性不妊を専門とする医師たちが連携して活動を続けています。