筆アートの日 (記念日 2月10日)
筆を走らせるたびに、書き手の個性がにじみ出る。文字ひとつひとつに感情が宿り、受け取った人の心をそっと温める——これが筆アートの持つ、ほかのアートにはない独自の力です。デジタルメッセージが溢れる時代だからこそ、手書きの筆の温もりは一層輝きを増しています。
2月10日は「筆アートの日」です。埼玉県さいたま市を拠点に、社会にたくさんの「ありがとう」を増やすことを目指して活動する一般社団法人ありがとうが制定しました。日付は「ふ(2)でアート(10)」と読む語呂合わせに由来しており、2019年(平成31年)に一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されました。
筆アートとは、筆を使って描く文字や絵のことです。その最大の特徴は、書き手の個性がそのまま表現に反映されること。同じ言葉を書いても、筆圧や運び、墨の濃淡によって、世界にひとつだけの作品が生まれます。筆アートで書かれたメッセージは、他人を喜ばせたり癒したりするために描かれることが多く、贈る側の心がそのまま形になったような温かさがあります。
この記念日には、筆アートの製作者へエールを送るとともに、みんなが筆アートを活かした感謝のはがきを書くような日にすることが目的とされています。大切な人への思いを、筆の一画一画に込めて伝える——そんな文化を広めたいという願いが込められています。一般社団法人ありがとうは、多くの愛を創る事業を目的に、2009年(平成21年)4月1日に誕生した法人であり、この「筆アートの日」の2月10日から3月9日までの一ヶ月間を「ありがとう月間」と定めています。この期間は、感謝の心やありがとうの想いを後世に伝えることを目的とした「ありがとうを伝えるひと月」であり、お世話になっている人や物、環境に感謝し、その気持ちを言葉や形にして届ける月とされています。
ちなみに、「ありがとう月間」の締めくくりとなる3月9日は、「サン(3)キュー(9)」と読む語呂合わせから「ありがとうの日」でもあります。2月10日から始まる感謝の連鎖が、3月9日まで続くこの一ヶ月の流れは、日常の中でありがとうの気持ちを意識し続けるきっかけを与えてくれます。筆アートの日を起点に、大切な誰かへ感謝の筆を走らせてみませんか。
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