ふるさとの日(福井県) (記念日 2月7日)

ふるさとの日(福井県)

1881年(明治14年)2月14日、石川県と滋賀県から越前・若狭の地が分離され、福井県が誕生しました。その設置から101年後の1982年(昭和57年)、福井県は「ふるさとの日に関する条例」を制定し、2月14日を「ふるさとの日」と定めました。県民一人ひとりが郷土への理解と関心を深め、豊かなふるさとを築くことを期する日です。

福井県の行政区域としての歴史は、明治初期の廃藩置県に始まります。1871年(明治4年)の廃藩置県で越前・若狭はいくつかの県に分けられ、その後統廃合が繰り返されました。越前は石川県に、若狭は滋賀県にそれぞれ一時編入されていた時期があり、1881年にようやく両地域が合わさって現在の福井県として独立しました。設置当初の県庁所在地は現在と同じ福井市で、以来140年以上にわたって県政の中心となっています。

県は越前と若狭という二つの地域から成り立っています。越前は奥越・嶺北と呼ばれる山並みが連なる内陸部、若狭は若狭湾に面した嶺南の海沿いの地域です。面積は約4,190平方キロメートル、人口は773,232人(2019年1月1日現在)。県の木はマツ、県の花はスイセン、県の鳥はツグミ、県の魚は越前蟹です。

県のマスコットキャラクターはJuratic(ジュラチック)といい、福井県が国内有数の恐竜化石産地であることをモチーフにしています。勝山市の福井県立恐竜博物館は世界三大恐竜博物館のひとつに数えられ、館内には約50体の全身骨格標本が展示されています。福井県内では1980年代から発掘調査が続けられており、フクイラプトル・フクイサウルスなど福井の地名を冠した新種恐竜が複数命名されています。

ふるさとの日を中心として、毎年この時期に県内で記念行事が開催されます。廃藩置県後の統廃合を経て1881年に誕生した福井県が、越前・若狭の風土と歴史を次世代へ引き継ぐ日として位置づけています。