ゆでたまごの日 (記念日 2月1日)

ゆでたまごの日

1643年刊行の料理書「料理物語」で、最初に紹介されたたまご料理がゆでたまごです。現代のたまご料理といえばオムライスや卵焼きが思い浮かびますが、江戸時代の料理書ではゆでたまごが筆頭に挙げられていました。そんな歴史ある料理を称えるべく、神奈川県川崎市中原区に事務局を置く一般社団法人・日本ゆでたまご協会が「ゆでたまごの日」を制定しました。日付は「ニワトリ(2)、たまご(0)、ひとつ(1)で料理として成り立つ」という語呂合わせと、同協会が設立された2019年(平成31年)2月1日に由来します。日本記念日協会に認定されており、ゆでたまごの素晴らしさをより多くの人に知ってもらうことを目的としています。

ゆでたまごの奥深さは、茹で時間による食感の変化にあります。約5分ならとろとろの半熟、7〜8分で黄身がほどよく固まる半固茹で、10分以上でしっかりした固茹でになります。水から茹でるか、沸騰してから入れるかによっても仕上がりが変わり、冷水にとるタイミングでも差が出ます。ラーメンの煮卵から卵サラダ、そのまま塩で食べるシンプルな食べ方まで、同じ料理でありながら幅広い使い方ができる懐の深さが人気の理由のひとつです。

栄養面でも見逃せません。たまごにはビタミンCと食物繊維を除くほぼ全ての栄養素が含まれており、「完全食」と呼ばれるほど栄養バランスに優れています。良質なタンパク質が豊富で、手軽に摂取できる点でも日常の食事に取り入れやすい食品です。最近では、ゆでたまごをお酢に漬けた「酢たまご」も健康食として注目を集めており、酢の酸が殻をやわらかくして食べやすくなることも話題になっています。