ツローの日 (記念日 毎月26日)
日本には現在約520万人の釣り人がいると言われています。2006年に1,290万人を超えていたピーク時と比べると減少傾向にあるものの、近年は釣りガールや女性アングラーの増加、シニア層の根強い支持により、釣具市場は逆に拡大を続けています。河川でのフライフィッシング、海での磯釣り・船釣り、湖でのバス釣りと、釣りのスタイルは実に多彩で、老若男女が自分好みの楽しみ方を見つけられるのが大きな魅力です。
釣りの醍醐味はなんといっても、魚が釣れる瞬間の緊張感と達成感にあります。仕掛けを工夫し、場所と時間を読み、自然の中で静かに待つ時間は、日常のストレスから解放されるひとときでもあります。年間平均活動回数は約10回、年間費用は4.4万円ほどとされており、手軽に続けられるアウトドアレジャーとして幅広い層に定着しています。タックル(釣り道具一式)にこだわる楽しさも釣り人を引きつける要素のひとつで、ロッドやリール、ルアーの選択が釣果に直結するため、装備を追求するうちに知識と技術が自然と深まっていきます。
「ツローの日」は、広島市西区に本社を置く釣用品総合卸商社「かめや釣具株式会社」が制定した記念日です。日付は「ツ(2)ロー(6)」(釣ろー)の語呂合わせから2月26日に設定され、毎月6日・16日・26日も同様の記念日として位置づけられています。この日はメンバーズカードのポイント2倍キャンペーンを実施し、釣りファンへの感謝と釣り文化の普及を目的としています。かめや釣具は1948年(昭和23年)に広島市南区で釣具卸として創業し、1970年に現在の「かめや釣具株式会社」を設立。2018年に創業70周年を迎えた、釣具業界の老舗企業です。記念日は2020年(令和2年)に日本記念日協会により認定・登録されました。
釣りは魚を釣るだけが目的ではありません。早朝の水辺に立つと、澄んだ空気と水のにおい、鳥の声が五感を目覚めさせてくれます。自然のリズムに合わせてのんびりと過ごす時間は、現代人が忘れかけた豊かさを思い出させてくれます。ツローの日をきっかけに、釣り竿を手にして水辺へ出かけてみてはいかがでしょうか。初心者でも気軽に始められる海釣り体験や、釣具店でのレンタルサービスも充実しており、まず一度試してみる環境は十分に整っています。