モンチッチの日 (記念日 1月26日)

モンチッチの日

1979年から1985年にかけて、世界中の子どもたちが親指をしゃぶるぬいぐるみに夢中になりました。モンチッチです。日本発のこのキャラクターはフランス・ドイツ・アメリカなど世界70か国以上に輸出され、一大ブームを巻き起こしました。その誕生日である1月26日が「モンチッチの日」として制定されています。モンチッチが世に出たのは1974年(昭和49年)のことで、製造・販売を手がける株式会社セキグチが、1972年に作った「くたくたモンキー」を改良して生み出したキャラクターです。発売初年度から国内で爆発的な人気を博し、翌1975年には海外輸出を開始しました。特にフランスでは「モンチッチ」の名前がそのまま定着し、現在に至るまで途切れることなく販売が続いています。

名前の由来はフランス語にあります。「モン(私の)」と「プチ(小さく可愛いもの)」を組み合わせ、さらにおしゃぶりをチュウチュウ吸う様子を加えて「モンチッチ」と名付けられました。フランス語を冠した名前が示すように、当初からグローバルな展開を意識して作られたキャラクターだったといえます。

アメリカ市場への進出は1980年、玩具大手のマテル社との版権契約によって実現しました。マテルはバービー人形を生んだ世界的メーカーであり、その提携はモンチッチのブランド力を世界に示すものでした。1979年から1985年にかけての世界的大ヒットはこうした各国との連携によって支えられていました。

日本では一時販売が中止された時期もありましたが、1996年に再販が始まりました。その後も親から子へ、子から孫へと受け継がれるように愛され続け、今では親子二世代にわたって親しまれるキャラクターとなっています。半世紀を超えてもなお色あせない存在感は、単なる流行商品ではなく、時代を超えた文化的なアイコンとして定着した証といえるでしょう。

「モンチッチの日」は、東京都葛飾区西新小岩に本社を置く株式会社セキグチが制定した記念日で、モンチッチの誕生日である1974年1月26日にちなんでいます。懐かしさとともに世代を超えた愛着を再確認する日として、今も多くのファンに親しまれています。