中華まんの日・あったか旭川まんの日 (記念日 1月25日)
北海道旭川市では1902年(明治35年)のこの日、日本の気象観測史上最低気温となるマイナス41℃を記録しました。その「伝説の寒さ」を逆手に取り、「寒い日こそ温かい食べ物がおいしい」という発想から生まれたのが「あったか旭川まん」です。あったか旭川まん推進会議が制定した「あったか旭川まんの日」は、日本記念日協会に認定・登録されています。
「あったか旭川まん」の誕生は2010年(平成22年)冬にさかのぼります。「あったか旭川まんレシピ募集」に寄せられた68点の応募作の中から、料理の専門家による審査を経てグランプリに輝いたのが「トマトとお米粉のコンフィチュール」。これが公認第一号となり、北海道らしい食材を使った自由な形状の中華まんとして人気を集めるようになりました。極寒の地名を地域ブランドに育てた取り組みで、以降も新たなレシピが生まれ続けています。
同じ2月1日は「中華まんの日」でもあります。コンビニなどで販売される加温まんじゅうの衛生管理と品質向上に取り組む日本加温食品協会が制定し、2022年(令和4年)に日本記念日協会が認定しました。同協会は1972年(昭和47年)、井村屋初代社長の井村二郎氏(1914〜2011年)が、中華まん市場の拡大に伴い小売店での営業許可や蒸し器(スチーマー)の衛生管理整備を目的にメーカーや関連業者と立ち上げた加温食品協議会を母体とする任意団体です。井村屋では肉まん・あんまん・ピザまんのほか、具なしの「すまん」や大豆ミートまんなど個性的な商品も幅広く展開しています。なお日本加温食品協会は10月13日を「ピザまんの日」、11月29日を「肉まんの日」にも制定しており、冬の加温まんじゅうシーズンをさまざまな形で盛り上げています。
中華まんの日本初登場は1927年(昭和2年)、新宿中村屋が「天下一品 支那饅頭」として発売したのが始まりです。創業者の相馬夫妻が1925年(大正14年)の中国視察で「包子(パオズ)」に出会い、帰国後に日本人好みへ改良して商品化しました。